2024.2.5

数年ぶりに雪道を運転した。
タイヤが雪を踏み締める感覚が、ハンドルを通して伝わってくる。
関東に来てからは、経験しなかった。久しぶりの感覚だった。

ここ最近、フラッシュバックが増えてきた。
フラッシュバックには特効薬がない。まあ、多くの精神科の病気や症状には特効薬がないから、そりゃそうだと言えばそうなんだけれど。
フラッシュバックに対しては、対症療法として、神田橋処方と呼ばれる漢方の組み合わせを飲んでいる。
(と言いつつも、漢方を飲むのが苦手すぎて、フラッシュバックが出てくるまでは全然飲めてなかったんだけれど。今はちゃんと飲んでます)
こう、フラッシュバックに生活が左右されている状態が自分にあるんだと考えてしまうと、気分が暗くなってしまう。

昨日の投稿で、長々と書いた文章には、なんの面白味もないし、上手でもないし、本当に文筆やってるのかと思ってしまう。
そんなふうに卑屈に考えてしまうのも、ある種のうつ病的な症状なのかもしれないのかな。


最近、ハイポジの「僕でありたい」をよく聞いている。
昨日の投稿の、「わたしはただ、わたしでありたかっただけ」というのも、影響を受けていないわけではない。
この曲は、NHK教育テレビ(当時)の「ジャム・ザ・ハウスネイル」のEDとして使われていた曲。
当時は何歳くらいだったろう……。
プチプチアニメ枠だったから、それを見ていた頃。
小学校入学前、そのくらいだった気がする。
その時にはこの歌の歌詞の意味は全くわからなかったと思う。
大人になって、ふとこの曲を聴いた時に、涙が出た。
自分でもびっくりした記憶がある。本当に、涙が出た。

今の世の中では、わたしがわたしでありたいということを言い出すことが難しくなっている。
特に、社会的なマイノリティであればなおさら。
わたしは、わたしでありたいとはなかなか表立っては言えないから、こうやって自分とこの投稿を読んでくれた人しか見られないような場所で書いている。
本当の意味で、わたしがわたしとしてあれるようになれればどれだけ良いのだろう。

もちろん、わたし以外の全ての「わたし」が「わたし」であれるような世界が来ることを願っている。

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